2024年1月17日、第170回直木三十五賞を受賞した万城目学(まきめ まなぶ)先生。
万城目先生が初めて直木賞候補に選ばれたのは、2007年のことでした。
それからはや17年。「6度目の正直」でついに2024年、直木賞を受賞なさいました!
本当におめでとうございます!
6度も直木賞候補に上がり、そして受賞された万城目先生作品にはどのようなものがあるのか、気になりますよね。
そこで今回の記事では、
- 万城目学先生の直木賞受賞作
- 万城目学先生の代表作
- 万城目学先生の作品一覧(刊行順)
をご紹介していきます!
読了本チェックリストもあるから、使ってみてね!
万城目学先生のプロフィール
万城目先生はベストセラー作品を多数輩出している人気小説家です。
人気俳優が主演でメディア化した作品も多いため、「作品名を聞いたことがある!」という方も多いかもしれません。
得意なジャンルは、日常の中にユニークな設定を入れ込む現代ファンタジー。
「万城目ワールド」と呼ばれる独特な世界観に魅了されるファンがたくさんいます!
今回直木賞を受賞した作品も、ファンタジー要素を含んだ青春小説です。
万城目学先生の直木賞受賞作
直木賞受賞作は、2023年8月に刊行された『八月の御所グラウンド』です。
作品情報
著者:万城目学
【作品名】八月の御所グラウンド
【作家】万城目学
【出版社】文藝春秋
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2023年8月3日
【ジャンル】青春
【備考】第170回直木三十五賞受賞
あらすじ
死んだはずの名投手とのプレーボール
戦争に断ち切られた青春
京都が生んだ、やさしい奇跡女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。
謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは--
今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない
引用元:文藝春秋BOOKSサイト
青春の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る感動作2篇
本作の舞台は、京都。
京都を舞台にした『鴨川ホルモー』でデビューし、京都を舞台にした『八月の御所グラウンド』でついに直木賞を受賞した万城目さん。
京都を舞台にした小説を書いたのは16年ぶりだそうで、なにかお導きがあったような気がしてなりませんね!
いままで受賞しなかったのは、また京都舞台の小説を書くまで待っていたような……
ちょっと不思議なことが起こりながらも、じんわりとこころ温まる青春小説です。
万城目学先生の代表作
万城目先生の代表作としては、『関西三部作』と呼ばれる3作品が挙げられます。
万城目先生が生まれ育った大阪や、大学時代を過ごした京都などを舞台にした作品です。
実在の都道府県を舞台に、摩訶不思議な万城目ワールドが広がります!
オニを従えバトルする大学生、喋る鹿によって顔を鹿に変えられた男、大坂城の地下に作られた大阪国。
これらのキーワードを聞いただけでも、小説の内容が気になってきませんか?
とりあえずフツウじゃなさそう!
以下で、万城目先生の作品を発売された順にご紹介していきます!
気になった作品があれば入手し、万城目ワールドに迷い込んでみてください!
万城目学先生の小説一覧(刊行順)
万城目学先生は、直木賞受賞までに小説を13冊、エッセイを5冊刊行しています。
まずは小説から、1冊ずつ、あらすじとともにご紹介していきます!
デビュー作
1作目『鴨川ホルモー』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】鴨川ホルモー
【作家】万城目学
【出版社】単行本:産業編集センター/文庫版:KADOKAWA
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2006年4月19日
【ジャンル】青春ファンタジー
【備考】デビュー作。実写映画化(2009年)。漫画化。
あらすじ
謎の競技「ホルモー」にかける大学生たちの青春!!
このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祗園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!!
引用元:KADOKAWAサイト
デビュー後1〜3年(計3作品)
2作目『鹿男あをによし』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】鹿男あをによし
【作家】万城目学
【出版社】幻冬舎
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2007年4月10日
【ジャンル】ファンタジー
【備考】第137回直木三十五賞候補(1回目)。第5回本屋大賞候補。テレビドラマ化(2008年)。漫画化
あらすじ
テレビドラマ化もされた大ベストセラー。
引用元:幻冬舎サイト
「さあ、神無月だ――出番だよ、先生」。二学期限定で奈良の女子高に赴任した「おれ」。
ちょっぴり神経質な彼に下された、空前絶後の救国指令とは? 「並みの天才じゃない」
と金原瑞人氏激賞!
3作目『ホルモー六景』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】ホルモー六景
【作家】万城目学
【出版社】KADOKAWA
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2007年11月22日
【ジャンル】青春ファンタジー
【備考】全6編の短編集。『鴨川ホルモー』のスピンオフ作品。
あらすじ
このごろ都にはやるもの。恋文、凡ちゃん、二人静。四神見える学舎の、威信を賭けます若人ら、負けて雄叫びなるものかと、今日も京にて狂になり、励むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。このごろ都にはやるもの。元カレ、合コン、古長持。祗園祭の宵山に、浴衣で駆けます若人ら、オニと戯れ空騒ぎ、友と戯れ阿呆踊り。四神見える王城の地に、今宵も干戈の響きあり。挑むは御存知、是れ「ホルモー」。負けたら御存知、其れ「ホルモー」。古今東西入り乱れ、神出鬼没の法螺試合、若者たちは恋歌い、魑魅魍魎は天翔る。京都の街に咲き誇る、百花繚乱恋模様。都大路に鳴り渡る、伝説復古の大号令。変幻自在の第二幕、その名も堂々『ホルモー六景』、ここに推参!
引用元:KADOKAWAサイト
4作目『プリンセス・トヨトミ』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】プリンセス・トヨトミ
【作家】万城目学
【出版社】文藝春秋
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2009年3月1日
【ジャンル】青春ファンタジー
【備考】第141回直木三十五賞候補(2回目)。2009年度咲くやこの花賞受賞。実写映画化(2011年)
あらすじ
このことは誰も知らない――400年の長きにわたる歴史の封印を解いたのは、東京から来た会計検査院の調査官3人と大阪下町育ちの少年少女だった。秘密の扉が開くとき、大阪が全停止する!? 万城目ワールド真骨頂、驚天動地のエンターテインメント、ついに始動。特別エッセイ「なんだ坂、こんな坂、ときどき大阪」も巻末収録。
引用元:文藝春秋BOOKSサイト
デビュー後4〜10年(計5作品)
5作目『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】かのこちゃんとマドレーヌ夫人
【作家】万城目学
【出版社】単行本:筑摩書房/文庫版:KADOKAWA
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2010年1月27日
【ジャンル】ファンタジー
【備考】第143回直木三十五賞候補(3回目)。『鹿男あをによし』の後日譚の可能性あり
あらすじ
無敵の小1×最セレブな猫
かのこちゃんは小学1年生の女の子。玄三郎はかのこちゃんの家の年老いた柴犬。マドレーヌ夫人は外国語を話せるアカトラの猫。ゲリラ豪雨が襲ったある日、玄三郎の犬小屋にマドレーヌ夫人が逃げこんできて……。元気なかのこちゃんの活躍、気高いマドレーヌ夫人の冒険、この世の不思議、うれしい出会い、いつか訪れる別れ。誰もが通り過ぎた日々が、キラキラした輝きとともに蘇り、やがて静かな余韻が心の奥底に染みわたる。
引用元:KADOKAWAサイト
6作目『偉大なる、しゅららぼん』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】偉大なる、しゅららぼん
【作家】万城目学
【出版社】集英社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2011年4月26日
【ジャンル】ファンタジー
【備考】実写映画化(2014年)。漫画化
あらすじ
高校入学を機に、琵琶湖畔の街・石走にある日出本家にやって来た日出涼介。本家の跡継ぎとしてお城の本丸御殿に住まう淡十郎の“ナチュラルボーン殿様”な言動にふりまわされる日々が始まった。実は、日出家は琵琶湖から特殊な力を授かった一族。日出家のライバルで、同様に特殊な「力」をもつ棗家の長男・棗広海と、涼介、淡十郎が同じクラスになった時、力で力を洗う戦いの幕が上がる……!
引用元:集英社サイト
7作目『とっぴんぱらりの風太郎』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】とっぴんぱらりの風太郎
【作家】万城目学
【出版社】文藝春秋
【冊数】単行本:全1冊/文庫版:全2冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2013年9月28日
【ジャンル】歴史
【備考】第150回直木三十五賞候補(4回目)。2014年本屋大賞5位。初の歴史小説
あらすじ
忍者×マキメワールドの大大長篇!
伊賀の国をクビになった忍びの者、風太郎。謎の「ひょうたん」に誘われ運命は流転し始める! 奇才マキメの超絶戦国絵巻、開幕!
天下は豊臣から徳川へ──。重なりあった不運の末に、あえなく伊賀を追い出され、京(みやこ)でぼんくらな日々を送る“ニート忍者”風太郎(ぷうたろう)。その人生は、1個のひょうたんとの出会いを経て、奇妙な方向へと転がっていく。 やがて迫る、ふたたびの戦乱の気配。だましだまされ、 斬っては斬られ、燃えさかる天守閣を目指す風太郎の前に現れたものとは──。
引用元:文藝春秋BOOKSサイト
8作目『悟浄出立』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】悟浄出立
【作家】万城目学
【出版社】新潮社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2014年7月22日
【ジャンル】短編小説
【備考】第5回山田風太郎賞候補、第152回直木三十五賞候補(5回目)。中国古典をもとにした全5編の短編集
あらすじ
おまえを主人公にしてやろうか! これこそ、万城目学がずっと描きたかった物語――。勇猛な悟空や向こう見ずの八戒の陰に隠れ、力なき傍観者となり果てた身を恥じる悟浄。ともに妖魔に捕えられた日、悟浄は「何も行動せず、何も発言せず」の自分を打ち破るかのように、長らく抱いてきた疑問を八戒に投げかけた……。中国古典の世界を縦横無尽に跳び、人生で最も強烈な“一瞬”を照らす五編。
引用元:新潮社サイト
9作目『バベル九朔』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】バベル九朔
【作家】万城目学
【出版社】KADOKAWA
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2016年3月19日
【ジャンル】ファンタジー
【備考】第7回山田風太郎賞候補。テレビドラマ化(2020年)
あらすじ
91階建てビルから一歩も出ずに繰り広げられる、最狭かつ最高の冒険譚!
世界には「無駄」が必要だ。
引用元:KADOKAWAサイト
カラス女、ヘンテコ店舗、夢の結末――雑居ビル管理人を最上階で待つものは?
全編ビルから出ずに繰り広げられる、最狭(さいきょう)かつ最高の冒険譚!
俺は5階建ての雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしながら作家を目指している。
巨大ネズミ出没、空き巣事件発生と騒がしい毎日のなか、ついに自信作の大長編を書き上げた。
だが、タイトル決めで悩む俺を、謎の“カラス女”が付け回す。
テナントのギャラリーに逃げこんだ俺は、ある絵に触れた途端、見慣れた自分の部屋で目覚める――外には何故か遙か上へと続く階段と見知らぬテナント達が。
「バベル九朔」に隠された壮大な秘密とは?
デビュー後11〜17年・直木賞受賞まで(計4作品)
10作目『パーマネント神喜劇』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】パーマネント神喜劇
【作家】万城目学
【出版社】新潮社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2017年6月22日
【ジャンル】ファンタジー
【備考】第31回山本周五郎賞候補。全4編の連作短編集
あらすじ
「あんたの願い、叶えてあげる」
こんなカミサマ、信じていいの――!?デートの途中、突然時が止まった。動かない街に現れたのは、「神」と名乗る二人の男。ペラペラまくしたてる二人に肩を叩かれ戻った世界は、あれ、何かが違う……? 万城目ワールド、ここにあり! アヤしげな「神様」に願いを託し、叶えられたり振り回されたりする人たちの、わちゃわちゃ神頼みエンターテインメント。
引用元:新潮社サイト
11作目『ヒトコブラクダ層ぜっと』(『ヒトコブラクダ層戦争』)
作品情報
著者:万城目学
【作品名】ヒトコブラクダ層ぜっと(文庫化する際『ヒトコブラクダ層戦争』に改題)
【作家】万城目学
【出版社】幻冬舎
【冊数】全2冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2021年6月23日
【ジャンル】ファンタジー
【備考】第12回山田風太郎賞候補
あらすじ
榎土梵天、梵地、梵人は三つ子の三兄弟。自分たちが謎の能力「三秒」を持つことに気づき、貴金属泥棒を敢行。大金を手にした梵天は、ティラノサウルスの化石発掘の夢を抱き山を丸ごと購入した。だが、そこにライオンを連れた謎の女が現れたとき、彼らの運命は急転する。海を越え、はるか砂漠の地にて、三兄弟を待ち構える予測不能の超展開とは!?
引用元:幻冬舎サイト
12作目『あの子とQ』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】あの子とQ
【作家】万城目学
【出版社】新潮社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2022年8月18日
【ジャンル】青春ファンタジー
あらすじ
恋アリ・青春アリ・吸血鬼アリ!? 嵐野弓子、17歳の大冒険!
普段は吸血鬼であることを意識せず過ごす高校生・嵐野弓子の前に突然現れたトゲトゲのばけもの。「Q」と名乗るそいつは、弓子が人の血を吸わないか監視しにきたという。でも、考えてみ? 人間社会に溶け込む現代の吸血鬼が、血を吸うなんて絶対ない! だが、思いがけない事件が起こり――。ミラクルな展開が待ち受ける、青春×吸血鬼ストーリー!
引用元:新潮社サイト
13作目『八月の御所グラウンド』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】八月の御所グラウンド
【作家】万城目学
【出版社】文藝春秋
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2023年8月3日
【ジャンル】青春
【備考】第170回直木三十五賞受賞
あらすじ
死んだはずの名投手とのプレーボール
戦争に断ち切られた青春
京都が生んだ、やさしい奇跡女子全国高校駅伝――都大路にピンチランナーとして挑む、絶望的に方向音痴な女子高校生。
謎の草野球大会――借金のカタに、早朝の御所G(グラウンド)でたまひで杯に参加する羽目になった大学生。京都で起きる、幻のような出会いが生んだドラマとは--
今度のマキメは、じんわり優しく、少し切ない
引用元:文藝春秋BOOKSサイト
青春の、愛しく、ほろ苦い味わいを綴る感動作2篇
万城目学先生のエッセイ一覧(刊行順)
万城目先生は、エッセイも定期的に発売されています。
小説と同じくらいユニークな万城目先生の私生活を知りたい方は、ぜひ読んでみてください!
北朝鮮を含む海外への渡航記や、小説家としてデビューするまでのことなど、気になる話題が満載です!
自分じゃなかなかできないことが、追体験できる!
1作目『ザ・万歩計』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】ザ・万歩計
【作家】万城目学
【出版社】文藝春秋
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2008年3月1日
【ジャンル】エッセイ
あらすじ
フツーなのに抱腹絶倒なマキメの日常
引用元:文藝春秋BOOKSサイト
奇想天外な小説で読者を驚かせ続ける奇才マキメの初エッセイ集が待望の文庫化! 少年時代は大阪で阿呆の薫陶を受け、大学時代は自分探しの旅先で全財産を失い、はては作家を目指して単身東京へ。『鴨川ホルモー』で無職生活を脱し一躍人気作家となるも、噛みまくりのラジオに憤ったり宇宙人に紹介する名曲メドレーを夢想したりと飄々とした日常は相変わらず。そんな著者の頭の中がこぼれ出るような、とぼけた味わいがクセになる面白さです。
2作目『ザ・万遊記』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】ザ・万遊記
【作家】万城目学
【出版社】集英社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2012年5月18日
【ジャンル】エッセイ
あらすじ
万城目ワールド全開! 奇想天外エッセイ集!
引用元:集英社サイト
ベストセラー作家・万城目学が北京、ロンドン、バルセロナ、大阪、札幌、国会議事堂……、世界も日本も駆け回って綴ったエッセイ集。文庫化にあたり、北朝鮮でのサッカー観戦記を特別収録!
3作目『ザ・万字固め』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】ザ・万字固め
【作家】万城目学
【出版社】文藝春秋
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2016年2月10日
【ジャンル】エッセイ
あらすじ
この面白さ、何者? エッセイをこえた超エッセイ本!
引用元:Amazon作品ページ
『鴨川ホルモー』、『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』の万城目学が綴る、「作家の日常」&「奇想天外な世界」。
「やけどのあと ~2011 東京電力株主総会リポート~」収録! !
ひょうたんを愛する「全日本愛瓢会」に入会したり、2011年の東京電力株主総会に潜入したり、深夜にPSPのカードと格闘したり…。大人気作家、万城目学氏の、めくるめく日常。
地元大阪の話、少年時代の話から、無限・四次元・宇宙にまで想いを馳せ、そしてラストは…!?
ウルトラ級のエッセイ集、誕生! !
4作目『べらぼうくん』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】べらぼうくん
【作家】万城目学
【出版社】文藝春秋
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2019年10月11日
【ジャンル】エッセイ
あらすじ
作家・万城目学の誕生前夜を描く極上エッセイ
「水たまりをのぞいたら、そこに映っていたのは青い空だった」
引用元:文藝春秋BOOKSサイト
べらぼうとは漢字で「篦棒」と書く。
「あまりにひどい」「馬鹿げている」「筋が通らない」といった意味の他に、端的に「阿呆だ」という意味がこめられているところが気に入った。
どうにもうまくいかぬ男の、十歩進んで九歩下がる日々をまるっと包みこんでくれるようで、あの頃の蒼白い顔をした自分に「よう」と呼びかける気持ちで、『べらぼうくん』とタイトルを決めた。(あとがきより)
未来なんて誰にもわからないのだ。
川べりを俯き歩く万城目青年は、いかにして作家としての芽を育てたか。
万城目ワールドの誕生前夜を描く極上の青春記であり、静かに深く届けたい人生論ノート。
5作目『万感のおもい』
作品情報
著者:万城目学
【作品名】万感のおもい
【作家】万城目学
【出版社】夏葉社
【冊数】全1冊
【ステータス】完結済み
【初版発行日】2022年5月10日
【ジャンル】エッセイ
あらすじ
ますます快調、『ザ・万歩計』『ザ・万遊記』『ザ・万字固め』に続く、「万」シリーズの最新作。 創作のこと、京都のこと、大阪のこと、父のこと、上原浩治のこと。 笑いあり、涙あり。縦横無尽の42編。
引用元:Amazon作品ページ
読了本チェックリスト
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📚 冊中 冊 読了しています📚
📚小説
📚エッセイ
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます!
万城目先生の作品一覧、いかがだったでしょうか。
「話題作しかまだ読んでいないよ」という方はこれを機に他の作品も読んでみると、きっと楽しいだろうと思います。
他にも、漫画や小説をご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
また、YouTubeでも、書籍の紹介などをおこなっています。
フリーアトリエ晴星(YouTubeチャンネル)
いちど、ご視聴いただけると嬉しいです☺️