「AWSってなに?」「AWSを使うメリットはある?」「AWSのデメリットは?」
これらの疑問にお答えします!
AWSが使えるようになれば「仕事を見つける」という面でも有利に動くことは間違いなしです。
おすすめの勉強方法もご紹介しております!
AWSとは?
AWSとは、Amazonが提供するクラウドのITインフラストラクチャサービスです。
ITインフラストラクチャとは、ITサービスやIT環境の運用・管理に必要なコンポーネント(部品)のこと。
サーバーやデータベース、ストレージ、監視のためのサービスや、機械学習やAI、IoTといった最新のテクノロジーまで、幅広くを提供しています!
2006年から提供開始し、今では世界190カ国以上、数百万のユーザーが利用している超巨大プラットフォームです。
たま〜に障害が発生した際には、「あ、ここのサイトもAWS使ってたのね」なんてことが分かったりしますね(笑)
AWSのメリット
必要な時に、必要なだけ、低価格で
AWSは、ChromeやSafariといったブラウザから管理画面にログインし、数回クリックするだけで、サーバーが使用できるようになります。
従来のオンプレミスサーバであれば、以下の画像のようなサーバーを物理的に購入・設置し、一から自分でセットアップしなければなりませんでした。
届くまで日数がかかるし、重たいし、熱をもたないよう常に冷房をかけておく必要があるし……といった欠点を、すべて補ってくれるのがAWSのメリットです!
また、サーバスペックも途中で変更可能ですので、「CPUやメモリが不足した!」となっても、買い換える必要がありません。
加えて、AWSサービスの多くは、時間単位やアクセス数によって課金される従量課金制を取っているため、無駄な費用が発生せず、オンプレミスサーバと比較して、低価格で利用開始できます。
オンプレミスサーバ | AWS |
---|---|
利用可能まで数ヶ月 | 利用可能まで数分 |
初期費用は高額 | 初期費用は定額(従量課金) |
サーバスペックは基本変更できない | サーバスペックが変更できる |
サーバ本体の管理が必要 | サーバ本体はAmazonが管理 |
多種多様なサービスが利用可能
サーバーやデータベース、ストレージ、監視のためのサービスといった基本的なインフラストラクチャが利用できるだけでなく、機械学習やAI、IoTといった最新のテクノロジーまで、200を超える多種多様なサービスが利用可能です。
安心・安全の耐障害性・高可用性
AWSは、世界中にデータセンターを持っています。
2023年11月時点で、全世界32のリージョン(地域)にある102のアベイラビリティーゾーンにまたがっており、この数は、今後さらに増えていく予定です。
「サーバーを構築するリージョン」や「データを格納しておくリージョン」を複数に分けておけば、もし災害等が発生し、どこかのリージョンやアベイラビリティーゾーンにてサーバやデータが破損したとしてもサイトの運営を続けることが可能です。
AWSのデメリット
学習コストが高い
デメリットというデメリットは思いつかなかったのですが、強いて言うなら「学習コストが高い」ことです。ITやインフラの知識がゼロという方には、やはりハードルが高いものかと思われます。
ただし、AWSには認定試験があり、そちらの対策用にテキストや動画もたくさん出ていますので、興味がある方は、勉強から始めてみることをオススメいたします!
おすすめの教材
Udemy
Udemyというサイトの動画講義がおすすめです!
AWSの各機能について学べるだけでなく、ハンズオンをすることで実務的な知識が身に付きます。
本と違って、最新情報が常に更新されるのがいいんよね!
黒本
本の方が勉強しやすいという方は、通称「黒本」と呼ばれる教材がおすすめ!
模試も付いてくるため、お得です!
著者:鳥谷部 昭寛/宮口 光平/菖蒲 淳司
AWSを使ってみよう!
最後まで、ご覧いただきありがとうございます!
最初の学習コストこそ高いですが、AWSが使えるようになれば「仕事を見つける」という面でも有利に動くことは間違いないでしょう。
学習中は「サービスを作っては消し」としておくと月々の出費も2, 3桁に抑えることが可能なため、ぜひAWSアカウントを作成し、実際に使ってみてください!
AWSアカウントの作成方法や、最初にしておくべき初期設定についてご紹介している記事もございます↓
他にも、漫画や小説をご紹介しておりますので、あわせてご覧ください
また、YouTubeでも、書籍の紹介などをおこなっています。
フリーアトリエ晴星(YouTubeチャンネル)
いちど、ご視聴いただけると嬉しいです☺️