電撃小説大賞(でんげきしょうせつたいしょう)とは、KADOKAWAの社内ブランドであるアスキー・メディアワークス(旧メディアワークス)が主催している公募の新人文学賞です。受賞者には正賞の記念品と副賞の賞金(大賞:300万円、金賞:100万円、メディアワークス文庫賞:100万円、電撃の新文芸賞:100万円、銀賞:50万円)が授与され、電撃文庫・メディアワークス文庫・電撃の新文芸などからの出版が確約されます。落選作に対しても手厚いフォローがあり、1次以降の選考通過作であれば選評がもらえます。また、最終選考作の作者には、担当編集がついてアドバイスをもらうことができます。ジャンルを問わないオリジナルの長編または短編小説を募集しており、小説投稿サイト「カクヨム」からも応募可能です。元々は「電撃ゲーム小説大賞」という名称でしたが、第11回以降「電撃小説大賞」に改称されました。
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
賞名 | 電撃小説大賞 |
設立年 | 1994 |
選考頻度 | 年1回(4月締切、11月発表) |
運営団体 | KADOKAWA |
受賞者一覧
「Kindleで読み放題」 および 「オーディブルで聴ける」 対象作品は時期によって変わる場合がございます。

第31回(2024)・川原礫賞電撃の新文芸賞
明けの空のカフカ
水品知弦

第31回(2024)・金賞
孤高の電波美少女と恋で繋がったらギガ重い
神宮寺文鷹

第28回(2021)・選考委員奨励賞
隣の席の雪本さんが異世界で王様やってるらしい。
三木本柚希

第25回(2018)・電撃文庫MAGAZINE賞
折り鶴姫の計算資源
木田寒朗

第25回(2018)・選考委員奨励賞
まだ恋を知らない君の声は、僕に届かない
成瀬唯

第15回(2008)・電撃文庫MAGAZINE賞
眼球奇譚
鷹羽知

第7回(2000)・選考委員奨励賞
王道楽土
御堂彰彦

第5回(1998)・選考委員特別賞
ギミック・ハート
七海純

第3回(1996)・銀賞
HOLOGRAM SEED
雅彩人

第3回(1996)・銀賞
ダーク・アイズ
天羽沙夜

第2回(1995)・銀賞
戸籍係の憂鬱
茅本有里

第2回(1995)・銀賞
やまいはちから ~スペシャル・マン~
成重尚弘