書籍情報
・著者:一条岬
・出版社:KADOKAWA
・受賞歴:第26回電撃小説大賞
・あらすじ:
僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまではーー。 クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い、本気で好きにならないこと”を条件にその告白を受け入れるという。 そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころーー僕は知る。「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」 日ごと記憶を失う彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。しかしそれは突然終わりを告げ……。唐突にやってくる衝撃の瞬間。その先に待つ驚きの結末に、読む人すべてが感動に包まれる!第26回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作!