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『名探偵の君へ』 九能式尚 の書籍情報

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書籍情報

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あらすじ

彼女の世界に音はなく、謎ばかりがあった。

第12回「新潮ミステリー大賞」優秀賞受賞作
受賞時のタイトルは『彼女の終幕』。

名探偵・斑猫雪羽の遺児、斑猫キリカ。ミステリ作家志望の岩崎理人は、聴覚障害を抱えるキリカと怪しげな実験に参加するため孤島の館「月形邸」へと渡った。そこで掛けられたのは、アルテュール・オネゲルのオラトリオ『火刑台上のジャンヌ・ダルク』を聴くと眠りに落ちるという奇妙な暗示。館に音楽が鳴り響き、やがて惨劇の幕が上がる――無視される懊悩、届かない無力さ。この痛みを知らないひとに探偵は務まらない。巨匠エラリー・クイーンが生んだ聾の名探偵ドルリー・レーンに捧ぐ、本格愛に満ちた感涙の孤島ミステリ!
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