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『思い出すときには、すべてのものがまるくなっていてくれ』 大前粟生 の書籍情報

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書籍情報

「Kindleで読み放題」 および 「オーディブルで聴ける」 対象作品は時期によって変わる場合がございます。

思い出すときには、すべてのものがまるくなっていてくれ

思い出すときには、すべてのものがまるくなっていてくれ

著者:大前粟生

出版社:左右社

電子書籍で読める

あらすじ

『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』(河出書房新社)や『きみだからさびしい』(文藝春秋)など、次々と話題作を刊行し、2026年にデビュー10周年を迎えた作家・大前粟生の最新作。
傷つけず、傷つかず、私が私でいるにはどうしたらいいんだろう――
「わかんないんだよ、恋愛感情とか、そういうのさ」
「嘘ばっかだ。だって先輩、普通そうに見える」
「普通ってなに」
「ほんとに恋とか好きとかわかんないんだったら、もっと苦しそうにしててよ」
恋愛がわからないことに、そういう話題に乗れないことに、引け目とさびしさを感じながら日々をやり過ごす高校2年生の夏莉(なつり)。そんな夏莉に思いを寄せる、幼馴染のみお丸。みお丸に告白しフラれた後輩のなずなは、夏莉のことを敵視するようなそぶりを見せるが……。
そんななか、「男として」消費される立場に疲れ、夏莉のクラスに転校してきた活動休止中のアイドル・カジュ。教室でコンパスを振り回す事件を起こし、3年になってから学校に来るようになった近田。近田を毛嫌いし、己の正義感を振りかざす田井中。
同じクラスにならなければ交わることのなかった高校生たちが葛藤する姿を描いた傑作青春群像劇!
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