メフィスト賞(めふぃすとしょう)とは、講談社が発行する文芸雑誌『メフィスト』から生まれた公募文学新人賞です。創設当初から『究極のエンターテインメント』『面白ければなんでもあり』を標榜しています。他の新人賞のような賞金はありませんが、「1人の編集者が絶賛したら即書籍化」を原則としているため、作品としての完成度よりも個性的な作品が受賞する傾向にあります。受賞作は、年2回行われる座談会で決定します。3月〜8月末日までに応募した作品は11月ごろ、9月〜翌2月末日までに応募した作品は、翌6月ごろに発表されます。下読みを介さず『メフィスト』の編集者が一から選考する点や、文字数上限がない点が特徴として挙げられます。
基本情報
項目 | 内容 |
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賞名 | メフィスト賞 |
設立年 | 1996 |
選考頻度 | 年2回(2・8月締切、6・11月発表) |
運営団体 | 講談社 |
受賞者一覧
「Kindleで読み放題」 および 「オーディブルで聴ける」 対象作品は時期によって変わる場合がございます。