『鴉龍天晴』 神々廻楽市 の書籍情報

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書籍情報

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鴉龍天晴

鴉龍天晴

著者:神々廻楽市

出版社:早川書房

受賞歴:第2回ハヤカワSFコンテスト・最終候補

電子書籍で読める

あらすじ

関ヶ原の役を契機に東西に分断された日ノ本。神豊諸侯連合が治める西では陰陽道が発達して妖(あやかし)が跋扈(ばっこ)し、帝国議会政府が治める東では封神兵器・鬼巧(きこう)が開発されていた。西の独立自治区・京で暮らす医学生・竹中光太郎は、貧しいながらも学問に打ち込む日々に幸せを感じていた。一方、東の帝国陸軍武官・真田幸成は不祥事を起こし飛騨に左遷されていたが、公武合体を目論む帝国政府元老・井伊直弼の密命を帯びていた。だが井伊は勅許を得ぬまま米国と通商条約を締結、その独断に抗議するため加賀前田家が軍を起こす。そして、この蜂起に端を発する東西合戦で、光太郎と幸成は望まぬまま相まみえることにーー幕末を舞台に科学と妖術が衝突する、大河スチームパンク。
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