『北の海明け』 佐江衆一 の書籍情報

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書籍情報

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北の海明け

北の海明け

著者:佐江衆一

出版社:新潮社

受賞歴:第9回新田次郎文学賞

あらすじ

文化元年、幕府は対露政策の一環として蝦夷地に官寺建立を決定。命を受けた文翁、智弁らは、アイヌ教化のためにアッケシに赴任した。文翁の布教は困難を窮め、若い智弁はアイヌを虐待する和人に慣りを募らせていく、やがて、文翁は幕命を果せぬまま横死、智弁は苛烈な運命に呑まれてゆく。二つの文化の間で苦悩する二人の僧を通して歴史の暗闇に光を当てる新田次郎賞受賞の巨編。
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