『死神と銀の騎士』イロノの書籍情報

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あらすじ

人の魂を欲する死神と、その使い魔である化け物（ラルヴァ）が人々の命を脅かす世界。大切な人を化け物に奪われた主人公・シアン。悲しみを背に、銀騎士となり蠢く闇に立ち向かう。それが、“絶望の始まり”であるとも知らずに…。

切なき、ダークファンタジー開幕！

オススメポイント

少女漫画ではありますが、少年・シアンが主人公となります。

幼いころ、「ラルヴァ」という異形のものに、銀騎士だった両親殺されたシアン。父親が亡くなる時に居合わせたレムリア教教主の少女・レムリアに騎士になることを誓います。

約束どおり銀騎士になったシアンですが、レムリアはラルヴァに襲われ魂を奪われてしまいます。そして、シアンもまた、自分自身がラルヴァになってしまうのでした。

魂を喰らいたい欲望を抑えながらも、必死にレムリアの魂のかけらを集めようとするシアン。女主人と騎士という主従関係に加えて、ダークファンタジーの要素も持った本作。面白くないはずがない。

同じくラルヴァとなりながらも魂を食らわず生きている仲間たちや、レムリア教の始祖・レムリア、ラルヴァを創り出す死神となったレムリアの兄など、脇役たちにも要注目です。