野間文芸新人賞(のまぶんげいしんじんしょう)とは、講談社初代社長・野間清治の遺志により設立された財団法人野間文化財団が主催する純文学の新人に与えられる文学賞です。野間三賞のうちの一つとして数えられます。同じく新人作家による小説を対象としている純文学の文学賞として芥川龍之介賞がありますが、野間文芸新人賞では文芸誌掲載作だけではなく単行本も対象としています。受賞作は選考委員の合議によって決定され、受賞者には正賞として賞牌、副賞として100万円が授与されます。2023年の贈呈式において選考委員の保坂和志氏は「この賞は芥川賞と同格」と強調し、芥川賞に対抗し独自色を打ち出しています。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 賞名 | 野間文芸新人賞 |
| 設立年 | 1979年 |
| 選考頻度 | 年1回(11月発表) |
| 運営団体 | 野間文化財団 |
受賞者一覧
「Kindleで読み放題」 および 「オーディブルで聴ける」 対象作品は時期によって変わる場合がございます。

