日本ミステリー文学大賞(にほんみすてりーぶんがくたいしょう)とは、日本国のミステリー文学の発展に著しく寄与した作家および評論家を対象とする、光文文化財団が主催する賞です。推理小説の発展に貢献のあった作家・評論家に贈られ、受賞者には正賞のシエラザード像と副賞の賞金300万円が与えられます。日本推理小説界における功労賞の役割を持っており、通常は存命の作家・評論家に贈られますが、2003年には前年に亡くなった鮎川哲也氏、2015年には前年に亡くなった連城三紀彦氏に特別賞が贈られました。また2019年には、それまで故人にしか授賞されたことのなかった特別賞が、文芸評論家でミステリー文学資料館館長も務めた権田萬治氏に贈られました。贈呈式は毎年3月に行われ、受賞者には正賞としてシエラザード像、副賞として300万円が授与されます。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 賞名 | 日本ミステリー文学大賞 |
| 設立年 | 1997年 |
| 選考頻度 | 年1回(10月発表) |
| 運営団体 | 光文文化財団 |
受賞者一覧
「Kindleで読み放題」 および 「オーディブルで聴ける」 対象作品は時期によって変わる場合がございます。

第29回(2026)
ミステリー文学発展の寄与に対して
京極夏彦


第27回(2024)
ミステリー文学発展の寄与に対して
今野敏

第26回(2023)
ミステリー文学発展の寄与に対して
有栖川有栖

第25回(2022)
ミステリー文学発展の寄与に対して
小池真理子

第24回(2021)
ミステリー文学発展の寄与に対して
黒川博行

第23回(2020)
ミステリー文学発展の寄与に対して
辻真先

第22回(2019)
ミステリー文学発展の寄与に対して
綾辻行人

第22回(2019) 特別賞
ミステリー文学発展の寄与に対して
権田萬治

第21回(2018)
ミステリー文学発展の寄与に対して
夢枕獏

第20回(2017)
ミステリー文学発展の寄与に対して
佐々木譲

第19回(2016)
ミステリー文学発展の寄与に対して
北村薫

第18回(2015)
ミステリー文学発展の寄与に対して
船戸与一

第18回(2015) 特別賞
ミステリー文学発展の寄与に対して
連城三紀彦

第17回(2014)
ミステリー文学発展の寄与に対して
逢坂剛

第16回(2013)
ミステリー文学発展の寄与に対して
皆川博子

第15回(2012)
ミステリー文学発展の寄与に対して
高橋克彦

第14回(2011)
ミステリー文学発展の寄与に対して
大沢在昌

第13回(2010)
ミステリー文学発展の寄与に対して
北方謙三

第12回(2009)
ミステリー文学発展の寄与に対して
島田荘司

第11回(2008)
ミステリー文学発展の寄与に対して
内田康夫

第10回(2007)
ミステリー文学発展の寄与に対して
夏樹静子

第9回(2006)
ミステリー文学発展の寄与に対して
赤川次郎

第8回(2005)
ミステリー文学発展の寄与に対して
西村京太郎

第7回(2004)
ミステリー文学発展の寄与に対して
森村誠一

第6回(2003)
ミステリー文学発展の寄与に対して
都筑道夫

第6回(2003) 特別賞
ミステリー文学発展の寄与に対して
鮎川哲也

第5回(2002)
ミステリー文学発展の寄与に対して
土屋隆夫

第4回(2001)
ミステリー文学発展の寄与に対して
山田風太郎

第3回(2000)
ミステリー文学発展の寄与に対して
笹沢左保

第2回(1999)
ミステリー文学発展の寄与に対して
中島河太郎

第1回(1998)
ミステリー文学発展の寄与に対して
佐野洋

