書籍情報
あらすじ
領主の息子ラムカは、行き倒れの少女カナンを助け、自らが暮らすサンワの庄へ。天の遣い・飛蛇(トビヘビ)が空を舞うその地には、はるか古の時代、暗黒龍と戦い地上に身を沈めたと言う聖龍の伝説が残されていたーー。
伝説とは!? カナンが探す「地上の聖龍」とは!?
オススメポイント
短髪で幼児体型の少年のようなカナンと、ガキ大将がそのまま大きくなったようなラムカ。初めの方は、「どうやったらこの2人がいい感じになるの?」と疑問を持ってしまいますが、ご安心ください! カナンはちゃんと可愛らしくなりますし、ラムカも成長していきます。
飛蛇の内蔵は、基本的には毒ですが、人によっては妙薬ともなりえます。ラムカは、幼いころ、この妙薬を口にし生還、以来、強靭な力を得ていました。ある日、襲われたカナンは深手を負いますが、飛蛇の内臓によって、彼女も生還します。
カナンとラムカ、2人の左手の中指の爪には、地上の聖龍の末裔の証である龍の印が。地上の聖龍、暗黒龍、飛蛇、カナンの過去、ラムカの出生に迫り、物語はどんどん進んでいきます。
ある事実が明かされた後は、1巻から読み返したくなること間違いなしの作品です!