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書籍情報
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あらすじ
黒い森の奥深く、毒キノコのお家に黒魔女ルーナが住んでいました。彼女が触るところや歩くところには毒キノコが生え、吐く息にも毒の胞子があるため、誰一人近づく者はいません。そんな孤独な魔女に夢のような出会いが訪れ…?“シャンピニオン(きのこ)の魔女”の物語、はじまりはじまり。
オススメポイント
毒キノコの家に暮らす黒魔女ルーナ
毒キノコの家にひっそりと暮らす黒魔女ルーナが、この物語の主人公です。
ルーナが触れたり歩いたりする場所には、毒キノコが生えることが多く、
街の人達は彼女を「シャンピニオンの魔女」と呼びました。
シャンピニオンとは「きのこ」を意味するフランス語です。
ルーナは、汚染された場所に反応して毒を分解するキノコを生やす体質でした。
人間が作った邪気を吸い取ってくれたり、自分が作った薬を内緒で街に卸したりする良い魔女ですが、
ルーナに触れると肌が爛れたり、ルーナの吐息を吸うと息苦しくなるという面もあるため、街の人達からは嫌われています。
人の何倍も生きていながらも純真で、控えめで、心優しい魔女ルーナ。
そんな彼女が、傷を負い、川で倒れていた「呪いの仔」に出会うところから物語は動きはじめます。
オススメポイント1:童話のような世界観
第1話の1ページ目から、童話のような世界が広がっています。
「です・ます」調のナレーション、丸いフォルムのキノコ型の家、魔女の大釜から出た湯気は自我を持って動き出し、動物たちが魔女と話をします。
私は樋口橘先生の代表作である『学園アリス』の大ファンなのですが、『学園アリス』よりも更にファンタジー要素の強い作品となっています。
森の様子や人々の服装、街並みや看板のデザインなど、どれをとっても樋口橘先生のこだわりを感じます。
その書き込みの量から、どれほど資料を読み、どれほど細かく設定を考えているか伝わってくるようです。
実際、先生が考えた設定の一部を、各話の間にあるページで楽しむこともできます。
魔女ルーナが生み出すキノコの名前や、服装、魔女の家や道具、精霊たちなどの設定などが描かれています!
アニメでは、画面の色彩が豊かであろうことが想像できて、今からアニメも楽しみです!
オススメポイント2:ご都合主義がない
本作は、比喩を使って教訓的な内容を表現する寓話的な側面も持ち合わせています。
やさしい雰囲気でありながら、どこか心がツキンと痛むお話が多いのです。
例えば、街の人の中にもルーナに好意的な人はいます。
しかし、彼らもルーナの毒を恐れて常にハーブ布のマスクをしていたり、ルーナが帰った後、彼女が触ったところを掃除していたりします。
また、好きな人ができても、自分の体質のせいで諦めなければならなかったりします。
優しい絵柄の裏には、主人公だからといって優遇されるわけではない厳しい世界が広がっています。
かといって厳しい事ばかりでもありません。
辛い気持ちとどう向き合っていけばいいのか、ということも本作は教えてくれるのです。
オススメポイント3:呪いの仔と魔女の関係
呪いの仔と呼ばれるリゼルは、2人目の主人公でもあります。第1巻では登場しませんが。
少しだけネタバレとなりますので、嫌な方はスキップしてください。
それでは少し内容に踏み込みますね。
呪いの仔とは、毒素を振り撒き、国を滅ぼす化け物になってしまう可能性のある人のことです。
ルーナは、かつて呪いの仔でした。
ただ、強い魔力の持ち主でもあったルーナは、魔法を身につけ、呪いの仔であるという運命に打ち勝ったのです。
元呪いの仔であるルーナは、呪いの仔であるリゼルのことを見捨てることはできませんでした。
上位実力者の黒魔道士たちが、リゼルを引き渡すことを要求しますが、ルーナは「この子を必ず魔法使いにしてみせる」と宣言し、リゼルを弟子にします。
辛い境遇で生まれ育ってきたリゼルと、ずっと人間とは触れ合えず一人で生きてきたルーナ。
呪いの仔と元呪いの仔がともに過ごすことで、二人にどのような変化が訪れるのか。
アニメ放送前に原作を読んで、より深く世界観を楽しんでみてください!
📺 動画配信情報
シャンピニオンの魔女
2026年
2026年1月14日(水) から配信

