書籍情報
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あらすじ
同一人物が連続死!
恐るべき殺人の環。殺されるたび甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑む少年探偵。
どうしても殺人が防げない!? 不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう、渕上零治郎老人ーー。
「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは!
時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。
恐るべき殺人の環。殺されるたび甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑む少年探偵。
どうしても殺人が防げない!? 不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう、渕上零治郎老人ーー。
「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは!
時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。
オススメポイント
本作は、1995年に刊行されてベストセラーとなった傑作ミステリーです。
ずっと積読していたんですが、2025年ようやく読むことができました!
私が読んだ新装版は2017年に発売されています。
物語の主人公は、高校生の久太郎。彼には特異体質があります。
それは「反復落とし穴」と呼ばれる、同じ1日を何度も繰り返してしまう体質。
能力ではなく体質のため、自分でコントロールできるわけではありません。
ある日、突然「落とし穴」に落っこちて、同じ24時間を9回繰り返さなければ、次の日を迎えられないというルールです。
いわゆるタイムリープものなんですが、オリジナリティが感じられて、本当におもしろかったです!
事件は、ある年の正月に起こります。
久太郎の祖父は相当な資産家。毎年、元旦に遺言状を書き換える習慣があった祖父は、今晩書く遺言状を最終決定とすると宣言。
本家に集まっていた親族たちは、後継者は誰になるのか腹の探り合いをしています。
まだ高校生の久太郎は、半ば他人事でそんな様子を眺めながら、本家に宿泊しました。
そして、次に目を覚ますと……また「反復落とし穴」に陥っていたのです。
しかも、ループ2周目では、1周目にはなかった祖父殺人事件が勃発!
1日を何度も繰り返せる久太郎は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くしますが、犯人だと疑った人物を引き止めても、異なる方法で祖父は必ず殺されてしまい……
という、登場人物全員が怪しく見えてくるSF本格ミステリーです。
本作の魅力は、単なるトリックの面白さだけじゃないんよね。
久太郎が何度もループを繰り返す中で、家族や親戚たちの本音や、隠された感情が少しずつ明らかになっていきます。
遺産相続という古典ミステリーの王道テーマをモチーフとしながら、ポップな文体で重苦しさを感じさせない西澤保彦さんの文章に、すっかり引き込まれてしまいました。
私は、西澤さんの仕掛けた謎にすっかり騙されてしまいましたが、推理力に自信がある人は、謎解きに挑戦してみてください!
ミステリー好きはもちろん、タイムループものが好きな人、SF要素のある物語が好きな人にもおすすめできる一冊です。
ずっと積読していたんですが、2025年ようやく読むことができました!
私が読んだ新装版は2017年に発売されています。
主人公の特異体質「反復落とし穴」
物語の主人公は、高校生の久太郎。彼には特異体質があります。
それは「反復落とし穴」と呼ばれる、同じ1日を何度も繰り返してしまう体質。
能力ではなく体質のため、自分でコントロールできるわけではありません。
ある日、突然「落とし穴」に落っこちて、同じ24時間を9回繰り返さなければ、次の日を迎えられないというルールです。
いわゆるタイムリープものなんですが、オリジナリティが感じられて、本当におもしろかったです!
事件は正月に起こった
事件は、ある年の正月に起こります。
久太郎の祖父は相当な資産家。毎年、元旦に遺言状を書き換える習慣があった祖父は、今晩書く遺言状を最終決定とすると宣言。
本家に集まっていた親族たちは、後継者は誰になるのか腹の探り合いをしています。
まだ高校生の久太郎は、半ば他人事でそんな様子を眺めながら、本家に宿泊しました。
そして、次に目を覚ますと……また「反復落とし穴」に陥っていたのです。
しかも、ループ2周目では、1周目にはなかった祖父殺人事件が勃発!
1日を何度も繰り返せる久太郎は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くしますが、犯人だと疑った人物を引き止めても、異なる方法で祖父は必ず殺されてしまい……
という、登場人物全員が怪しく見えてくるSF本格ミステリーです。
家族や親戚たちの本音や隠された感情
本作の魅力は、単なるトリックの面白さだけじゃないんよね。
久太郎が何度もループを繰り返す中で、家族や親戚たちの本音や、隠された感情が少しずつ明らかになっていきます。
遺産相続という古典ミステリーの王道テーマをモチーフとしながら、ポップな文体で重苦しさを感じさせない西澤保彦さんの文章に、すっかり引き込まれてしまいました。
私は、西澤さんの仕掛けた謎にすっかり騙されてしまいましたが、推理力に自信がある人は、謎解きに挑戦してみてください!
ミステリー好きはもちろん、タイムループものが好きな人、SF要素のある物語が好きな人にもおすすめできる一冊です。

