書籍情報
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あらすじ
研究に没頭するあまり過労死した若き薬学者。しかし彼は異世界で宮廷薬師の息子、ファルマとして転生した。
間違った治療法が横行するこの異世界で彼は現代薬学と手に入れたチート能力であらゆる疾病に立ち向かう。
オススメポイント
原作小説は「小説家になろう」で連載されており、2022年にはアニメ化もした人気作です!
オススメポイント1:リアリティ
両腕に「薬神の聖紋」と呼ばれる傷を持ち、影もないことから、薬神の生まれ変わりだと周囲から崇拝・畏怖されているファルマ。
チート級の神術が使える、という点ではファンタジーなんやけど、物語に出てくる医薬品や疾患は実在するものです。
専門家や医療従事者による指導のもと執筆されているそうで、他の異世界漫画にはあまり見られないほど多くの欄外注釈がついています。
科学が好きな方や医療漫画が好きな方にもオススメできる作品です!
オススメポイント2:チート能力
医療漫画としてリアリティがある一方で、異世界漫画としてのエンターテイメント性も失っていないのが本作の魅力です。
ファルマは目視で、怪我や病を抱えている体の部位がわかります。また、ありとあらゆる物質を左手で生成し、右手で消去できます。
これらのチート級の力を活用することで、中世レベルの治療法しかない異世界で、人々の病を治したり、薬を作ったりすることができるんよね。
異世界の人ではなしえないことができてしまう主人公ならではの万能感は、やはり読んでいてスカッとします。
オススメポイント3:ファルマの正義感の理由
誤った治療法が蔓延している異世界を見て見ぬふりできなかったファルマ。そのような正義感を持つようになったのは、転生前にいた妹が影響しています。
脳腫瘍を患っていた妹は、手術を受けたものの、取りきれないところに腫瘍があり、幼くして亡くなってしまいました。
「飲むだけで効く薬があればよかった」と考えた転生前のファルマは研究に没頭し、結果、過労死してしまったのです。
いつも患者のために動くファルマにはこういったバックボーンがあります。前世では、患者を思うあまり、自分のことを蔑ろにしてしまったファルマ。転生後は自分も幸せにできるのか?
前世の知識と転生後のチート能力を使って、人々を救っていくファルマの物語を、ぜひお読みください!