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書籍情報
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あらすじ
第22回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作、文庫化です!
紀元前1300年代後半、古代エジプト。死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。
欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。
セティは、自分が死んだ事件を捜査しながら、密室状態のピラミッドから消失した先王のミイラの真相を追う!
紀元前1300年代後半、古代エジプト。死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができない。
欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったが、期限は3日。
セティは、自分が死んだ事件を捜査しながら、密室状態のピラミッドから消失した先王のミイラの真相を追う!
オススメポイント
本作は、2023年、第22回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2025年4月に文庫版が刊行された、白川尚史さんの長編ミステリー小説です。
舞台は紀元前1330年ごろの古代エジプト。
死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができません。
欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったセティに与えられた期限はたったの3日!
自分が死んだ事件を捜査しながら、密室状態のピラミッドから消失した先王のミイラの真相を追う、探偵役がミイラの異色のミステリー作品です。
本屋で見かけるたびに、タイトルと表紙から気になっていた作品で、2025年文庫化されたことをきっかけに、ついに購入しました。
実際に読んでみると、期待以上の作品でしたね。
まず驚いたのが、古代エジプトの描写の丁寧さです。白川さんは相当な時間をかけて取材や資料調査をされたんだと思います。
王宮の様子、神官たちの儀式、当時の生活習慣、死生観……細部まで作り込まれていて、まるで本当に古代エジプトにタイムスリップしたような臨場感がありました。
本文中には、なんと象形文字であるヒエログリフも登場します!
特に印象的だったのは、当時の「死」に対する考え方です。
古代エジプトでは、死後の世界が現実と同じくらい重要視されていて、ミイラ作りや副葬品の準備など、死後の旅立ちのための儀式が非常に複雑なんよね。
この死生観が、ミステリーのトリックにも巧みに絡んでくるのが秀逸でした。
死後の世界という、現代日本の私たちからすればちょっとファンタジーに思える設定も出てきますが、密室トリックの謎解きなどにファンタジー要素が使われているわけではないため、本格ミステリー好きの方にも安心して読んでいただけます。
個人的には、ラストが特に好きでした。
最後に明かされる主人公の謎については、「そうなんだろうなあ」と途中で気がついていたんですが、頑張って謎を解き、現世を生き抜いた主人公が報われるラストでよかったです。
ミステリーが好きな人はもちろん、古代エジプトや歴史に興味がある人にも強くおすすめしたい一冊です。
ミステリーと歴史ロマンの両方が味わえる、贅沢な作品でした。
探偵役に与えられた期限はたったの3日!
舞台は紀元前1330年ごろの古代エジプト。
死んでミイラにされた神官のセティは、心臓に欠けがあるため冥界の審判を受けることができません。
欠けた心臓を取り戻すために地上に舞い戻ったセティに与えられた期限はたったの3日!
自分が死んだ事件を捜査しながら、密室状態のピラミッドから消失した先王のミイラの真相を追う、探偵役がミイラの異色のミステリー作品です。
タイトルと表紙に惹かれた
本屋で見かけるたびに、タイトルと表紙から気になっていた作品で、2025年文庫化されたことをきっかけに、ついに購入しました。
実際に読んでみると、期待以上の作品でしたね。
古代エジプトのことがよくわかる
まず驚いたのが、古代エジプトの描写の丁寧さです。白川さんは相当な時間をかけて取材や資料調査をされたんだと思います。
王宮の様子、神官たちの儀式、当時の生活習慣、死生観……細部まで作り込まれていて、まるで本当に古代エジプトにタイムスリップしたような臨場感がありました。
本文中には、なんと象形文字であるヒエログリフも登場します!
印象的だった、当時の死生観
特に印象的だったのは、当時の「死」に対する考え方です。
古代エジプトでは、死後の世界が現実と同じくらい重要視されていて、ミイラ作りや副葬品の準備など、死後の旅立ちのための儀式が非常に複雑なんよね。
この死生観が、ミステリーのトリックにも巧みに絡んでくるのが秀逸でした。
死後の世界という、現代日本の私たちからすればちょっとファンタジーに思える設定も出てきますが、密室トリックの謎解きなどにファンタジー要素が使われているわけではないため、本格ミステリー好きの方にも安心して読んでいただけます。
主人公の謎
個人的には、ラストが特に好きでした。
最後に明かされる主人公の謎については、「そうなんだろうなあ」と途中で気がついていたんですが、頑張って謎を解き、現世を生き抜いた主人公が報われるラストでよかったです。
ミステリーが好きな人はもちろん、古代エジプトや歴史に興味がある人にも強くおすすめしたい一冊です。
ミステリーと歴史ロマンの両方が味わえる、贅沢な作品でした。

