書籍情報
・著者:越谷友華
・出版社:宝島社
・受賞歴:第12回『このミステリーがすごい!』大賞
・あらすじ:
埼玉県草加市で男児の変死体が見つかった。現場付近で採取された精液のDNA鑑定の結果、16年前に同様の手口で男児を殺した坂本一寛だと判定された。しかし坂本は現在、仙台の刑務所で服役中だ。捜査一課の荒巻は捜査を進めるうち、坂本が児童養護施設で育ったことを知る。いっぽう、16年前の被害者遺族の松原は独自で犯人探しをするがー。鉄壁のアリバイに挑む不可能犯罪ミステリー。『このミス』大賞シリーズ。