『われら闇より天を見る』 クリス・ウィタカー の書籍情報

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書籍情報

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われら闇より天を見る

われら闇より天を見る

著者:著者/クリス・ウィタカー、翻訳/鈴木恵

出版社:早川書房

受賞歴:第12回本屋大賞翻訳小説部門・1位

電子書籍で読める

あらすじ

2023年本屋大賞翻訳小説部門第1位!
自称無法者の少女ダッチェスが住む町に帰ってきた30年前の事件の加害者。彼の帰還は、ダッチェスを苛烈な運命へ巻き込んでいく。

「それが、ここに流れてるあたしたちの血。あたしたちは無法者なの」

アメリカ、カリフォルニア州。海沿いの町ケープ・ヘイヴン。30年前にひとりの少女命を落とした事件は、いまなお町に暗い影を落としている。自称無法者の少女ダッチェスは、30年前の事件から立ち直れずにいる母親と、まだ幼い弟とともに世の理不尽に抗いながら懸命に日々を送っていた。町の警察署長ウォークは、かつての事件で親友のヴィンセントが逮捕されるに至った証言をいまだに悔いており、過去に囚われたまま生きていた。彼らの町に刑期を終えたヴィンセントが帰ってくる。彼の帰還はかりそめの平穏を乱し、ダッチェスとウォークを巻き込んでいく。そして、新たな悲劇が……。苛烈な運命に翻弄されながらも、 彼女たちがたどり着いたあまりにも哀しい真相とはーー?

人生の闇の中に差す一条の光を描いた英国推理作家協会賞最優秀長篇賞受賞作。
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