『緋い記憶』高橋克彦の書籍情報

・著者：高橋克彦
・出版社：文藝春秋
・受賞歴：第106回直木三十五賞

・あらすじ：
生まれ故郷の古い住宅地図には、あの少女の家だけが、なぜか記されていなかった。あの家が怖くて、ずっと帰らなかったのに。同窓会を口実に、ひさしぶりに故郷を訪ねた主人公の隠された過去、そして彼の瞼の裏側に広がる鮮やかな“緋色のイメージ”とは、一体何なのか……。直木賞受賞の傑作ホラー。表題作ほか、選考委員の激賞を受けた「ねじれた記憶」など、粒よりの七篇を収録。痺れるように怖いのに、とてつもなく懐かしいーー高橋克彦ならではの独自の世界を満喫できます。