書籍情報
あらすじ
天響の駈ける国・ビルマ辺境の闇の奥へ。若きフォト・ジャーナリストが、ひとり「民族民主戦線」のゲリラ部隊に従軍した。政府軍の追撃をかわし、深い森を彷徨い歩く。「真実を外の世界に伝えてほしい。」山の民の叫ぶ声が、苦難の道に駆り立てる。最北カチン州への一三〇〇日が、生々しく綴られてゆく。第二十七回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
天響の駈ける国・ビルマ辺境の闇の奥へ。若きフォト・ジャーナリストが、ひとり「民族民主戦線」のゲリラ部隊に従軍した。政府軍の追撃をかわし、深い森を彷徨い歩く。「真実を外の世界に伝えてほしい。」山の民の叫ぶ声が、苦難の道に駆り立てる。最北カチン州への一三〇〇日が、生々しく綴られてゆく。第二十七回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。