書籍情報
たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
完結済み
小説が原作
アニメ化
あらすじ
村人誰もが反対する中、軍人になる夢を捨てきれず王都へと旅立った少年ロイド。しかし、村一番弱い男と言われる彼を含め、村人は誰一人として知らなかった。自分たちの村が「ラストダンジョン手前の人外魔境」だったなんて!!
これは無自覚に無敵な少年の勇気と出会いの物語ーー。
オススメポイント
原作は「GA文庫」発で、2022年にはアニメ化も果たしました。
『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語』の配信一覧
スピンオフ漫画『たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街の食堂で働く日常物語』も全4巻で発売中です。
本作は「勘違いもの」です。
主人公ロイドは、軍人になることを目指し王都へとやってきます。ロイドは、自分がめちゃくちゃ弱い人間だと思っていますが、本当はそんなことありません。むしろ、王都にはかなう人がいないほど最強です。
彼が生まれ育った村にいた人々が特殊すぎたのです。
ロイドの故郷である、人外魔境最果ての村『コンロン』は、古の英雄たちが世界を救った後、世俗を離れ安らぎを求めた集落でした。
周りは英雄の子孫ばかりで、その中では最弱であったため、自分は弱いと勘違いをしていたのです。
そんな環境で生まれ育ったからか、周りが「いやいや、強いよ!」といっても信じず、「自分はまだまだ……」と謙遜するばかり。あきらかに目標が高すぎるだけやけどね。
しかし、ロイドの純粋さ、まっすぐに進む姿勢は、読んでいて応援したくなります。
ギャグセンスも高く笑える作品です。ロイドが下宿する家の魔女マリーもツッコミ役として重要な人物ですね。たまに不憫すぎてかわいそうになりますが(笑)
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たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語
完結済み
小説が原作
アニメ化