書籍情報
あらすじ
愛する人を失った守護者×伝説の巫女、主従ファンタジー!
町で異端者とよばれるサビは、特別な運命を背負った少女・アリスと出会う。
選ばれしパートナー・“守護者”にサビを選ぼうとするアリスだが、町の怪異により命を落としてしまう。突如息を吹き返した彼女に宿ったのは、なんと伝説の“聖巫女”の魂でーー!?
オススメポイント
完全に作者様買いです。
『贄姫と獣の王』の後に連載されていた本作。3巻完結ではありますが、きれいにまとめられていました。
前作の主人公二人は、どちらも静×静のイメージだったのですが、本作の男主人公サビは思いっきり動なので、新鮮でした。孤児であるサビは動ですが、陰の気質もあり、やはり友藤結先生が作るキャラクターだなあという印象です。
伝説の聖巫女の心情も、本作の見どころの一つです。粘着質な男に付きまとわれる彼女には、ぜひ幸せになってほしいのですが、切ないシーンもあり……。
守護者と巫女が迎える結末を、ぜひご覧ください!