書籍情報
・著者:ミシェル・ウェルベック(著)、大塚桃(訳)
・出版社:河出書房新社
・受賞歴:第5回本屋大賞翻訳小説部門
・あらすじ:
二〇二二年仏大統領選。極右・国民戦線マリーヌ・ル・ペンと、穏健イスラーム政党党首が決選に挑む。しかし各地の投票所でテロが発生。国全体に報道管制が敷かれ、パリ第三大学教員のぼくは、若く美しい恋人と別れてパリを後にする。テロと移民にあえぐ国家を舞台に個人と自由の果てを描き、世界の激動を予言する傑作長篇。